死刑見直し「必要ない」=会見で谷垣法相死刑執行を受けて谷垣禎一法相は21日午前に記者会見し、「いずれも身勝手な理由で尊い人命を奪った極めて残忍な事案。慎重な検討を加えた上で執行を命令した」と述べた。死刑制度の見直しについては、「問題点があれば改善しないといけないが、大綱を見直す必要はない」と強調した。(時事通信)
本日、3名の死刑囚に刑の執行がなされたとの報道があった。
種々様々なるお考え、お立場の方がいらっしゃる事とは十分に存じておりますが、
小生の私見を述べさせていただきます。
『死刑』 には 『反対』 です。
他人を死に追いやり、人生を奪った行為は絶対に許すことのできない“罪”です。
その“罪”を、自分の“命”をもって償うというのがその主旨であろうと思いますが、
自分はそんなことでは償えないと考えています。
いかにすれば…
世の中には生きたくても生きられない方たちが、志半ばで、
不本意ながら,人生の幕を閉じざるを得ない方々がたくさんいます。
生まれながらにして「重い心臓病だ」、「肝臓が悪い」などなど…
また、生まれながらに「眼が見えない」、「手がない」、「足がない」といった
非常に不自由な生活を強いられている方もいらっしゃいます。
“人の命” “人の人生”を奪ってしまった「罪深い人」がいたならば、
せめてそのような方たちの生きようとする役に立っていただきたい。
新しい “命に” “光に” “手に” “足に” なっていただきたい。
自分の尊い命を、身体を捧げていただきたい。
「刑」として法制化するのは本当に容易なことではないとは思いますが、
願わくば 『死刑』 を廃止し、極刑を 『献体の刑』 にしていただきたい。
今、この瞬間にも海外での移植待ちでその小さな命が絶えそうな方が現実に存在する日本です。
ご家族、御身内のご心情を察するに何もできない自分が歯がゆい限りです。
もし、自分の子供がその立場にあったならば…
今いる 「死刑囚」 にお願いしたい、 『献体』 して下さい。と…